通勤・通学やリモートワーク、移動中の音楽・動画鑑賞で「イヤホンがもっと良ければ…」と感じることはありませんか?2025年はワイヤレスイヤホンの選択肢がますます広がっており、用途や好みによって「相性の良い1台」が大きく変わります。本記事では、人気上位の5モデルを厳選し「失敗しない選び方」と合わせて紹介します。
なぜ「どれも同じ」ではダメなのか
ワイヤレスイヤホンは「音質」「ノイズキャンセリング(ANC)」「装着感」「バッテリー」「対応コーデック」「外音取り込み」など、チェックすべきスペックが多岐にわたります。
- 通勤・満員電車で「ノイズキャンセリング」を重視する人
- 映画・動画や高音質音楽を楽しみたい人
- オンライン会議や通話でマイク性能を重視する人
- 長時間使用/外出先での再生時間を重視する人
…と、使い方によって最適なイヤホンは変わります。だからこそ、「漠然と人気だから」という理由だけで選ぶと、買った後に「あれ…思ってたのと違う」となることも。
以下では、あなたのライフスタイルに合った選び方のポイントと、その条件で「今買うならこの5台」というモデルを紹介します。
ワイヤレスイヤホンを選ぶための重要ポイント
重要ポイント1:ノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込み性能
- 通勤・通学や公共交通機関の移動が多いなら、ANCが特に重要。
- 一方で「周囲の音も聞きたい」「会話もしたい」なら、外音取り込み性能もチェック。
- 高性能ANC + 高音質 + 外音取り込みのバランスが取れている機種ほど、失敗が少ない。
重要ポイント2:音質と対応コーデック
- 音楽鑑賞や動画を重視するなら、コーデック(SBC / AAC / LDAC / aptX など)への対応は重要。
- ドライバーの構造やチューニングによって、軽快なサウンド〜低音重視の迫力サウンドまで特徴が分かれる。
重要ポイント3:装着感と装着安定性
- 通勤や移動中に使うなら、小型・軽量で耳にしっかりフィットすることが重要。
- 長時間装着する人、オンライン会議を多用する人は、耳の疲れ・落ちにくさにも注目。
重要ポイント4:バッテリーと充電ケースの性能
- イヤホン単体の再生時間と、ケース込みのトータル時間。
- 外出中や出張、通勤時間が長めの人は「長時間再生+充電ケース容量大」が安心。
重要ポイント5:通話性能や使い勝手(マルチポイント、外音取り込み、アプリ連携など)
- オンライン会議、通話、動画視聴…用途が多岐にわたる場合は、マルチポイント対応やアプリによる音質調整機能も大きなプラス。
人気モデル5機種の比較一覧(おすすめ度付き)
| モデル名 | 特徴キーワード | 装着感/携帯性 | 再生時間の目安* | ANC/外音取り込み | 向いている人 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Apple AirPods Pro (第3世代) | iPhoneとの親和性・外音取り込み・自動最適化 | ◎(軽量・誰でもフィットしやすい) | 約6時間(ANC時)+ケース込み | ANC+外音取り込み強め | iPhoneユーザー・通勤通学・会話重視 | ★★★★☆ |
| Sony WF-1000XM5 | 高音質・ANC・バランス重視 | ○(コンパクトで装着しやすい) | 約8時間(ANC時)+ケース込み | 高性能ANC/良好な外音取り込み | 音楽・映画好き・通勤・出張が多い人 | ★★★★★ |
| Bose QuietComfort Ultra Earbuds | 圧倒的ANC・快適な装着感 | ○(安定感重視) | 約6時間(ANC時)+ケース込み | 非常に強力なANC・外音取り込み対応 | 騒音が気になる通勤・出張・カフェ作業用 | ★★★★☆ |
| Technics EAH-AZ100 | 高音質重視・ノイキャン + 長時間再生 | ◎(装着感と高級感) | 約10〜12h(ANC時)+ケース込み | 高性能ANC/EQ調整対応 | 音質第一・動画/音楽重視・ワークアウトにも | ★★★★★ |
| SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 4 | 高音質・バランス・マルチポイント対応 | ○(フィット感あり) | 約7〜7.5時間 + ケース込み | ANCあり/音質重視派向け | 音質・通話・ビジネス兼用派 | ★★★★☆ |
*再生時間はANCオン時の目安。ケース込みでさらに数回分の充電可能。
各モデルの特徴とメリット・デメリット
Apple AirPods Pro (第3世代) — iPhone・Apple製品との相性最高、万能イヤホン
特徴
- iPhone / iPad / Mac とシームレスに連携し、設定不要で接続がスムーズ
- 外音取り込みや空間オーディオなど、日常使いで便利な機能が豊富。
メリット
・通勤・通学でのストレスが少ないほど自然な使い心地
・iPhoneユーザーなら「買って間違いなし」の安心感
デメリット
・音質・ANCは専用モデルと比べると妥協あり
・バッテリー持ちがやや短め
こんな人におすすめ
・iPhoneやApple製品を中心に使っていて、まずは「失敗しない1台」がほしい人
H2. Sony WF-1000XM5 — バランス良く高水準、誰にもおすすめしやすい万能モデル
特徴
- 8.4mmダイナミックドライバーによる高音質 + 高性能ANC + 軽量コンパクトなサイズ感。レビューで現在のイヤホンのベンチマークとされることが多い
- 音場の広さとバランスの良さで音楽・映画・動画すべてに対応。
メリット
・音質・ANC・装着感・携帯性など「全部盛り」で、用途を選ばない万能感
・通勤・通学・出張・ジム・リラックス…幅広く使える
デメリット
・価格は高め
・とくに低音の重低音好きには、やや物足りないと感じる人も
こんな人におすすめ
・日常で1本しか持たない予定の人
・音楽も動画も、仕事も遊びもワンストップでイヤホンを使いたい人

私も使用しています。
H2. Bose QuietComfort Ultra Earbuds — 「とにかく静寂」が欲しい人に最適なANC特化型
特徴
- ANC性能はワイヤレスイヤホン界でもトップクラス。雑音が多い通勤、出張、カフェ作業に最適
- 装着感が安定しており、長時間の装着でも疲れにくい設計
メリット
・通勤電車、飛行機、カフェ、オフィス…どこでも集中できる静寂空間を作れる
・映画や動画鑑賞で、没入感の高い音環境が得られる
デメリット
・1回あたりの再生時間がやや短め(ANCオンで約6時間)
・ケース込みでの携帯性・重さはやや妥協が必要
こんな人におすすめ
・騒音が多い環境で仕事や動画鑑賞をすることが多い人
・ノイズをシャットアウトして、静かな集中空間を作りたい人
H2. Technics EAH-AZ100 — 音質重視派に刺さる “耳の肥えた人向け” ハイエンド
特徴
- 磁性流体ドライバー搭載で、クリアかつ情報量の多い音を実現。音の解像度と空気感が高く、音質面で突出している
- ノイズキャンセリングも高水準で、バッテリー持ち・再生時間も優秀
メリット
・音質重視の人や、映画・ハイレゾ音源を聴く人にとって「買って損なし」
・長時間使用にも耐えられる装着感とバッテリー。通勤・通学〜自宅・オフィスまで通しで使える
デメリット
・価格がやや高め(他のモデルと比べて)
・音質重視ゆえ、重低音重視・迫力重視の人にはやや線が細く感じる可能性あり
こんな人におすすめ
・音質を最優先するオーディオ好き
・映画・音楽、動画など「音」でしっかり体験したい人
H2. SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 4 — 高音質とバランスを両立した万能志向モデル
特徴
- 解像度の高いサウンドとバランスの取れた音質が特徴。ビジネス用途にも使いやすい
- ANCやマルチポイント接続など、機能面でも不足なし
メリット
・音質・通話・使いやすさのバランスがよく、「万能イヤホン」として安定感あり
・ハイレゾ音源〜動画通話まで、どんな用途にも対応可能
デメリット
・「これ!」といった突出した強みが少なく、万能ゆえに“平凡”と感じる人もいるかも
・ケースの大きさや携帯性でやや妥協がある場合あり
こんな人におすすめ
・音質も通話も、通勤も在宅も、すべてをバランスよく使いたい人
結局どれを選ぶべき?利用シーン別おすすめ!
- 通勤・通学・iPhoneユーザー → AirPods Pro (第3世代)
- 迷ったらこれ!万能&失敗しにくい → Sony WF-1000XM5/Technics EAH-AZ100
- 騒音の多い場所での作業、集中したい → Bose QuietComfort Ultra Earbuds
- 音質重視、映画・音楽を本気で楽しみたい → Technics EAH-AZ100/SENNHEISER MOMENTUM TW4
- 通話・仕事用にも使いたい → SENNHEISER MOMENTUM TW4/AirPods Pro
まとめ — 使い方にあわせて最適な1台を選ぼう
ワイヤレスイヤホンは、用途や使う場所、音の好みによって「正解」が変わる家電です。
- 手軽さ・互換性重視なら → AirPods Pro
- 音質・バランス重視なら → Sony WF-1000XM5 / Technics EAH-AZ100
- 騒音対策・集中重視なら → Bose QuietComfort Ultra
- 音楽・映像を本気で楽しみたいなら → Technics EAH-AZ100 / SENNHEISER MOMENTUM TW4
今回紹介した5モデルは、どれも2025年の人気ランキングで上位に入る「現役トップクラス」。迷ったら、この中から自分のライフスタイルに合った1台を選ぶと、失敗しにくいです。

