「スマホの電池がギリギリで、外出先でヒヤッとした…」そんな経験、ありませんか?
モバイルバッテリーは“なんとなく”で選ぶと、重すぎたり、出力不足だったりして後悔しがちです。この記事では、人気の5モデルを比較しながら、あなたの使い方に本当に合う1台を分かりやすく解説します。
選ぶための重要ポイント
まずは「どう選べば失敗しないか」を整理しておきます。
容量(mAh)で決める“どのくらい持たせたいか”
- 5,000mAhクラス:
スマホを“0→50〜70%くらい”までひと押しする「保険用」。 - 10,000mAhクラス:
スマホを1.5〜2回程度フル充電できる“日常〜1泊旅行向け”の標準サイズ。 - 20,000mAhクラス:
スマホ+タブレット/PCも含めてがっつり使う“出張・長時間外出向け”。
「なんとなく大容量」を選ぶと、重くて持ち歩かなくなるのが典型的な失敗パターンです。普段の外出頻度と“1日どのくらい残量が不安になるか”で考えてみましょう。
出力(W)と対応機器
- 20W前後:
スマホの急速充電がしやすい標準クラス。 - 30W前後:
タブレットや一部のモバイルノートPCも視野に入る。 - 45W〜クラス:
USB-C充電対応ノートPCを“メイン機”として使うならここ。
今回のラインナップでは、
- Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) … スマホ中心向け
- Anker Power Bank (20000mAh, 87W) … 大容量+高出力でPCも視野
- CIO SMARTCOBY Pro 30W … 30WでPCの“緊急用充電”も可能
- CIO SMARTCOBY Trio 65W 20000mAh … 最大65WでノートPC本格対応
と、目的に合わせて出力レンジが分かれています。
携帯性(サイズ・重さ)とカバンとの相性
- 毎日持ち歩くなら 200g前後まで が目安。
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) は約200gで、通勤バッグに入れっぱなしにしやすいサイズです。 - 20,000mAhクラスは“持ち歩きPCユーザー向けツール” と割り切って、リュックやビジネスバッグに入れるイメージが現実的です。
安全性(PSEマーク・メーカー信頼性)
- PSEマーク取得や、大手メーカー製を選ぶと安心度が高いです。
- Anker・CIOは日本市場でも多く流通しており、PSE対応・サポート面でも評価されています。
なお、Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) は旧ロットでリコールが行われ、現在はアップグレード版・交換品が販売されています。購入時は型番や販売ページの記載を確認しておくとより安心です。
製品の比較一覧(おすすめ度付き)
5モデルを一気に比較したい方のために、用途別イメージを含めて整理しました。
| 製品名 | 容量・出力の目安 | 特徴・向き | 編集部おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) | 10000mAh/最大22.5W、約200gクラス | スマホ中心の“毎日持ち歩き用”標準モデル。迷ったらコレ枠。 | ★★★★☆ |
| Anker PowerCore Fusion 3-in-1 5000 | 5000mAh/最大18W前後、充電器一体型 | 「充電器+モバイルバッテリー」を1つにまとめたい人向け。出張・旅行で荷物を減らしたいときに◎。 | ★★★★☆ |
| CIO SMARTCOBY Trio 65W 20000mAh | 20000mAh/最大65W、USB-C×2+USB-Aで合計95Wクラス | ノートPCも本気で充電したい人向け。PC+スマホ+タブレットを1台で。 | ★★★★★ |
| Anker Power Bank (20000mAh, 87W) | 20000mAh/最大87W、USB-C中心の高出力モデル(ラインナップ情報より) | 「PCも充電したいけど、そこまでゴリゴリではない」ビジネスパーソン向け。 | ★★★★☆ |
| CIO SMARTCOBY Pro 30W | 10000mAh/最大30W、卵サイズ級コンパクト | スマホ+タブレット、たまにPCも…という“ちょうどいい中間”が欲しい人向け。 | ★★★★★ |
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各モデルの特徴とメリット・デメリット
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)
Ankerの標準的な“毎日持ち歩き用”モバイルバッテリー。
約114×71×16mm・約200g と薄型コンパクトながら、10000mAhの容量と最大22.5W出力を備え、USB-CとUSB-A合計3ポートを搭載しています。
メリット
・スマホを1.5〜2回程度充電できる実用容量
・カラー展開が多く、好みの色を選びやすい
・USB-C/USB-Aの両方に対応し、複数デバイスに使いやすい
デメリット
・PCやタブレットを“がっつり”充電するには出力不足
・仕事用PCまで想定するなら、後述の20000mAhモデルやCIO製品の方が安心
こんな人におすすめ
・「とりあえずスマホの電池切れをなくしたい」20〜40代会社員
・通勤・通学や休日のお出かけが中心で、PCを外でほとんど使わない人
Anker PowerCore Fusion 3-in-1 5000
コンセント一体型で「USB急速充電器+モバイルバッテリー」を兼ねる人気シリーズ。5000mAhの内蔵バッテリーと、最大18W出力(PD対応)のUSB-Cを備えています。
メリット
・コンセントにそのまま挿して本体もスマホも充電できる“2in1”設計
・ホテルやカフェで「充電器」としても使え、荷物を減らせる
・5000mAhでも1回分のフル充電+αには十分
デメリット
・容量はあくまで“1日分の保険”レベル
・ノートPCやタブレットの本格充電には向かない
こんな人におすすめ
・出張や旅行で「充電器とバッテリーを一体化したい」会社員
・普段はコンセントに挿しっぱなし、外出時だけそのまま持ち出したい人
CIO SMARTCOBY Trio 65W 20000mAh
20,000mAhの大容量+最大65W出力で、ノートPCまで本気で充電できるハイエンドモバイルバッテリー。USB-C×2とUSB-A×1を備え、合計最大95Wで3台同時充電も可能です。
メリット
・最大65W出力で、MacBookやUSB-C対応ノートPCも充電可能
・20000mAhでスマホ・タブレット・PCをまとめてカバー
・3ポート同時充電・パススルー対応で、デスク周りのハブ的存在にも
デメリット
・重量があり、“毎日カバンに入れっぱなし”には少しヘビー
・仕事でPCをほぼ持ち歩かない人にはオーバースペック
こんな人におすすめ
・外回りや出張が多く、ノートPCも一緒に持ち歩くビジネスパーソン
・カフェや新幹線でPC作業をガッツリしたいリモートワーカー
・「これ1台で全部まかなう」メインモバイルバッテリーが欲しい人
・こまめに充電するのが面倒な人
・日本製にこだわりたい人
Anker Power Bank (20000mAh, 87W)
20,000mAhクラス+87W出力を備えたAnkerの高出力モデル。Anker公式の大容量シリーズでも、USB-C高出力のモデルは“PCも充電したいユーザー向け”として位置付けられています
メリット
・87W出力で、軽量クラスのUSB-CノートPCやタブレットも対応しやすい
・Ankerブランドの安心感とサポート
・20,000mAhでスマホなら複数回+タブレット分の余裕
デメリット
・10,000mAhモデルに比べてサイズ・重量が増す
・PCをほとんど外に持ち出さない人にはややオーバースペック
こんな人におすすめ
・「基本はスマホ・タブレットだが、たまにPCも」という中間ユーザー
・Ankerブランドで揃えたい人
・こまめに充電するのが面倒な人
CIO SMARTCOBY Pro 30W
SMARTCOBY Pro 30Wは、“卵サイズ”と表現されるほどの小型・軽量ボディに、10000mAhと最大30W出力を詰め込んだモデル。USB-C×1、USB-A×1で2ポートを備え、スマホからタブレット、対応PCまで幅広くカバーします。
メリット
・10,000mAh+30Wで“スマホ中心+たまにPC”のちょうどいいスペック
・小型・軽量で持ち歩きが苦にならない
・残量表示がわかりやすいと評判
デメリット
・本格的なPC長時間利用には、20,000mAhクラスほどの余裕はない
・高出力×2台同時充電をしたい場合はTrioなど上位モデルが必要
こんな人におすすめ
・スマホ・タブレットがメイン、PCは“たまに外で使う”レベル
・通勤カバンに“常備バッテリー”として入れておきたい人
・できるだけ小さくてパワフルな1台が欲しい人
・日本製にこだわりたい人

私も使用しています。
こまめに充電するほうじゃないので、気づいたら充電なくなってます。
まとめ
モバイルバッテリー選びで大切なのは、スペック表の数字より「自分の使い方」との相性です。
- スマホ中心の“日常用”が欲しい人
→ Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) - 充電器もまとめたい、荷物を減らしたい人
→ Anker PowerCore Fusion 3-in-1 5000 - PCも含めて“全部これ1台”で行きたい人
→ CIO SMARTCOBY Trio 65W 20000mAh or Anker Power Bank (20000mAh, 87W) - スマホ+タブレット中心、たまにPCもという中間層
→ CIO SMARTCOBY Pro 30W
「なんとなく大容量」「なんとなく有名メーカー」で選ぶと、
- 重くて持ち歩かなくなる
- 出力が足りずPCが充電できない
といった“もったいない失敗”につながります。

