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コーヒーメーカーおすすめ比較19選 メーカー別に失敗しない選び方

キッチン家電

毎朝のコーヒーをおいしくしたくてコーヒーメーカーを調べ始めたものの、「メーカーも種類も多すぎて違いがわからない…」と感じていませんか?
この記事では、国内外の人気メーカー19モデルをタイプ別・メーカー別に整理して比較。自分の飲み方に合う1台を、サクッと選べるように解説します。


メーカー別にざっくり特徴をつかむ

まずは、メーカーごとの「得意なジャンル」をざっくり押さえておくと、候補を絞りやすくなります。

  • デロンギ・ユーラ(JURA)
    • 豆から自動抽出する全自動エスプレッソマシンが強み
    • デロンギ「マグニフィカS」「マグニフィカ スタート」は豆挽き〜抽出・内部洗浄まで全自動で、エスプレッソやカプチーノなどがボタン一つで楽しめるシリーズです。
    • ユーラ ENA 8 はコンパクトな筐体にプロフェッショナル・アロマ・グラインダーなどを搭載し、エスプレッソからカプチーノまで多彩なメニューに対応します。
  • パナソニック・ツインバード・シロカ・メリタ・象印・タイガー
    • 日本メーカーは「全自動ドリップ」や「ミル付きドリップ」が得意
    • パナソニック NC-A58 は豆挽き〜抽出〜ミル洗浄まで全自動で、沸騰浄水機能や挽き分けで6通りの味が楽しめる人気機種。
    • ツインバード CM-D457B/CM-D465B は田口護氏監修・臼式フラットミル・シャワードリップで“プロのハンドドリップ”を再現する設計です。
    • シロカ「カフェばこ PRO」はコーン式ミル+真空二重ステンレスサーバーで香りと保温性を両立。
  • バルミューダ・ラッセルホブス
    • デザイン性・抽出プログラムにこだわった“こだわりの1杯”系
    • BALMUDA The Brew は0.2ml単位のドリップ制御と3種の抽出モードで、喫茶店のような味をコンパクトな本体で実現。
    • ラッセルホブス Attentiv Coffee Bar はECBC認証技術・濃さ3段階・コールドブリュー・ミルクフォームまでこなす多機能モデルです。
  • ネスレ(バリスタ/ドルチェグスト)
    • インスタント・カプセル方式で「手軽さ」と「再現性」が強み
    • バリスタ デュオはコーヒーとミルクの2タンク構成で、ボタン操作だけでカフェラテなど8メニューが作れるモデル。
    • ドルチェグストは、豆を密封した5層構造カプセルで鮮度を守り、抽出時に香りを引き出す仕組みです。

抽出方式と「豆/粉/カプセル」の違い

  • 全自動エスプレッソマシン(デロンギ・ユーラなど)
    • 豆をホッパーに入れておくだけで、1杯ごとに挽き立てを抽出
    • 本格エスプレッソからカプチーノまで自宅カフェを作りたい人向け
  • 全自動ドリップ(パナソニック・ツインバード・シロカ・メリタ・象印 EC-RT40 など)
    • 豆挽き〜ドリップまで全自動で、いわゆる“レギュラーコーヒー”を手軽に楽しめる
    • 豆・粉どちらにも対応するモデルが多い
  • ミルなしドリップ/デザイン家電系(象印 STAN.、タイガー HYBRID BREW、ラッセルホブス、バルミューダなど)
    • 粉から淹れる前提で、デザインや抽出制御にこだわったモデルが多い
  • カプセル・インスタント系(バリスタ デュオ/ドルチェグスト)
    • カプセル・専用インスタントを使う代わりに、ボタン1つで毎回同じ味を再現しやすい

何杯飲むか・どこに置くかを決める

  • 一度に3杯まででOK → 象印 STAN.(マグカップ2杯・カップ3杯)やパナソニック NC-A58 などコンパクトモデル。
  • 家族やオフィスでたくさん飲む → メリタ アロマフレッシュサーモ(最大10杯)やツインバード CM-D465B(6杯)、タイガー HYBRID BREW(6杯)など大容量モデルが便利です。

お手入れ性とランニングコスト

  • 全自動マシンは「内部洗浄」や「ミル洗浄モード」があるか要チェック
    • デロンギ マグニフィカシリーズは内部洗浄プログラムを搭載し、パナソニック NC-A58はミル洗浄まで自動対応。
  • サーバーは「魔法瓶/ステンレス」だと煮詰まりにくく、長時間おいしさをキープ
    • シロカ カフェばこ PRO やメリタ アロマフレッシュサーモ、象印 EC-RT40は真空二重やステンレスサーバー採用です。

メーカー/製品名タイプ・方式主な特徴こんな人におすすめ度
デロンギ マグニフィカS ECAM22112全自動エスプレッソ豆挽き〜抽出まで全自動。コンパクトながら本格エスプレッソとカプチーノに対応。家でも本格エスプレッソを楽しみたい★★★★★
デロンギ マグニフィカ スタート ECAM22062全自動エスプレッソタッチパネル操作・前面オペレーション。ラテクレマ搭載で自動ミルク泡立て。ワンタッチでカフェラテまで楽しみたい★★★★★
ユーラ ENA 8全自動エスプレッソコンパクト筐体にプロフェッショナル・アロマ・グラインダーと多彩なメニュー。高級機で味とデザインにこだわりたい★★★★★
デロンギ ラ・スペシャリスタ・アルテ EC9155Jセミオート+ミル付き内蔵グラインダー&3段階温度・蒸らし調整で“自分で淹れる楽しさ”重視。手を動かしてエスプレッソを淹れたい★★★★☆
デロンギ デディカ アルテ EC885Jセミオートエスプレッソ幅15cmスリムボディ・9気圧・進化したフロッサーでラテアート対応。省スペースでエスプレッソ&ラテアート★★★★☆
デロンギ アクティブ ECP3220Jセミオートエスプレッソ9気圧抽出・フロッサー搭載・カフェポッド対応で入門機に最適。まずは手頃なエスプレッソ機から試したい★★★★☆
パナソニック NC-A58-K全自動ドリップ豆挽き〜抽出〜ミル洗浄まで全自動。挽き分けと3コースで6通りの味。「迷ったらこれ」で外したくない全自動★★★★★
ツインバード CM-D457B全自動ドリップ田口護氏監修・臼式フラットミル・3杯用。「世界一おいしいコーヒーメーカー」を目指したモデル。少人数で“こだわりの一杯”を味わいたい★★★★☆
ツインバード CM-D465B全自動ドリップD457Bの6杯大容量版。シャワードリップと低速ミルで香りを引き出す。家族やオフィスでたっぷり飲みたい★★★★☆
シロカ カフェばこ PRO SC-C271全自動ドリップコーン式ミル・抽出温度2段階・挽き目無段階・真空二重ステンレスサーバー。豆の個性を細かく調整したい・保温重視★★★★★
メリタ アロマフレッシュサーモ AFT1021-1B全自動ドリップコニカルミル・メリタ1つ穴フィルター・最大10杯の大容量・ステンレスサーバー。まとめ淹れやオフィス利用に★★★★☆
象印 珈琲通 EC-RT40全自動ドリップミル一体型で豆から全自動。ステンレスまほうびんサーバーで煮詰まりにくい。豆からの味・保温性を両立したい★★★★☆
象印 STAN. EC-XA30ドリップ(粉)ダブル加熱95℃抽出・浄水フィルター・マグ2杯分のコンパクトモデル。キッチンになじむデザインと手軽さ重視★★★★☆
タイガー HYBRID BREW ADF-A060ドリップ(粉)透過式+浸漬式を組み合わせた「HYBRID BREW」でバランスの良い味わい。6杯まで抽出。抽出方式にもこだわりたいコーヒー好き★★★★☆
タイガー ADC-A061ドリップ(粉)2段階濃度調整「テイストマイスター」とシャワードリップで味を調整可能。毎日飲む“普通のコーヒー”をおいしく★★★★☆
BALMUDA The Brew K06Aドリップ(粉)緻密な温度・注湯制御と3モードで喫茶店のような味。最大3杯まで。少量でも味最優先の一杯を楽しみたい★★★★☆
ラッセルホブス Attentiv Coffee Bar 8000JPドリップ(粉)ECBC認証・濃さ3段階・コールドブリュー・ミルク泡立て対応の多機能機。ホット〜アイス・ラテまで1台で完結したい★★★★☆
クイジナート ドリップワン DGB-2KJ1杯用ミル付きドリップコニカルミル搭載で1杯分をその場で挽き、90秒程度で抽出。在宅ワークのデスクで1杯ずつ楽しみたい★★★★☆
ネスカフェ バリスタ デュオインスタントマシンコーヒー&ミルク2タンク、8メニューをタッチ操作で簡単抽出。手軽にカフェラテ・カプチーノを楽しみたい★★★★☆
ネスカフェ ドルチェグストカプセルマシン密封カプセルで鮮度を保持し、毎回あけたての香りを再現。カプセルで味を選びながら手軽に楽しみたい★★★★☆

デロンギ マグニフィカS(ECAM22112)

豆挽きから抽出まで全自動で、本格エスプレッソやカフェラテを楽しめるエントリー全自動マシン。コンパクトボディながら1.8Lタンクと内蔵グラインダーを備えています。

メリット

  • ボタン操作だけで挽きたてエスプレッソ〜カフェラテまで楽しめる
  • 豆の量や抽出量を調整でき、自分好みの味を追求しやすい
  • エスプレッソのおいしさに対する評価が高い

デメリット

  • 本体がそれなりのサイズ・重量で、設置スペースが必要
  • ドリップコーヒーというよりは「エスプレッソ寄り」の味が中心

こんな人におすすめ
「家でもカフェのようなエスプレッソを飲みたい」「最初の1台でハズしたくない」人向け。


デロンギ マグニフィカ スタート(ECAM22062)

マグニフィカSの系譜を受け継ぎつつ、タッチパネルと前面オペレーションで使いやすさを高めた新世代モデル。豆挽き〜抽出・内部洗浄まで全自動で、自動ミルク泡立て技術「ラテクレマ™」を搭載しています。

メリット

  • タッチパネルで直感操作、メニューアイコンからワンタッチ抽出
  • ラテクレマでふわふわミルクを自動で泡立て、カプチーノなども簡単
  • エコモードなど省エネ機能も搭載

デメリット

  • 価格はエントリー全自動の中でもやや高め
  • コーヒーとミルクの洗浄・お手入れは定期的な対応が必要

こんな人におすすめ
ボタン一つでカプチーノまで飲みたい“ラテ派”の人。


パナソニック 全自動コーヒーメーカー NC-A58-K(旧A57/A56系)

豆挽きから抽出、ミル洗浄まで全自動で行い、プロが淹れたような味わい深いコーヒーを再現する国産の定番モデル。沸騰浄水機能とミル挽き分け、3つのコースで6通りの味を楽しめます。

メリット

  • 豆・粉両対応で、「リッチ」「マイルド」など味のバリエーションが豊富
  • ミル自動洗浄付きで、豆を挽くモデルの中ではお手入れがラク
  • 国産メーカーでサポート情報やレビューが豊富

デメリット

  • デザインは“家電感”があり、インテリア性より実用性重視
  • サーバーはガラスで加熱保温のため、長時間の保温で煮詰まりやすい

こんな人におすすめ
「豆から全自動を試したいけれど、味もお手入れも安心な国産がいい」人に。


ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D457B

“コーヒー界のレジェンド”田口護氏監修の3杯用全自動コーヒーメーカー。低速臼式フラットミルと6方向シャワードリップで、ハンドドリップの再現を目指した1台です。

メリット

  • 豆の風味を損ないにくい低速ミルと適正温度(約83℃)の抽出設計
  • 抽出過程が見えるデザインで、“淹れる時間”も楽しめる
  • 豆〜粉の設定・蒸らしなど、味の調整幅が広い

デメリット

  • 3杯用のため、大人数家庭やオフィスにはやや容量不足
  • ミルとドリッパーのパーツ数が多く、慣れるまでお手入れに手間

こんな人におすすめ
豆や抽出にこだわり、「少人数向けの“自分の一杯”を極めたい」人。


ツインバード 全自動コーヒーメーカー CM-D465B

CM-D457Bのコンセプトを継承した6杯用モデル。低速臼式フラットミルとシャワードリップで、たっぷり淹れても香り豊かなコーヒーを楽しめます。

メリット

  • 最大6杯までまとめて抽出でき、家族やオフィスで活躍
  • 83℃前後の適温抽出とシャワードリップで雑味を抑えた味わい
  • 公式では5年保証モデルもあり、長く使いやすい

デメリット

  • 本体サイズ・重量が大きく、キッチンスペースをとる
  • 価格は全自動ドリップの中でも高め

こんな人におすすめ
「ツインバードの味を、大人数で楽しみたい」「まとめ淹れ派」の人。


シロカ カフェばこ PRO(SC-C271)

コーン式全自動コーヒーメーカーで、挽きムラを抑えた「こだわり挽き」と新形状ドリッパーで雑味を抑えた味わいを実現。真空二重ステンレスサーバーで煮詰まりにくく、長時間おいしさをキープできます。

メリット

  • コーン式ミル・挽き目無段階・抽出温度2段階・挽き時間5段階と、味の調整幅が非常に広い
  • 真空二重ステンレスサーバーで、保温しても風味が落ちにくい
  • じかマグ抽出やタイマーなど、実用的な機能が充実

デメリット

  • 設定項目が多く、慣れるまでは操作が複雑に感じることも
  • 本体はやや背が高く、置き場所に制約が出る場合がある

こんな人におすすめ
「豆ごとに最適設定を追い込みたい」「朝まとめ淹れしても味を保ちたい」人。


象印 珈琲通 EC-RT40

ミル一体型の全自動コーヒーメーカー。豆を挽いた直後に抽出することで、酸化による香りの劣化を抑えたコーヒーを楽しめます。ステンレスまほうびん構造のサーバーで、煮詰まりにくく保温できます。

メリット

  • 豆挽きからドリップまで全自動で、忙しい朝でも手軽
  • 魔法瓶サーバーで、電源を切っても温度を保ちやすい
  • 国産メーカーで信頼性・サポート面が安心

デメリット

  • 抽出量は4杯までで、大容量モデルと比べると控えめ
  • 味の細かいカスタマイズよりも、手軽さ寄りの設計

こんな人におすすめ
「豆から淹れたいけれど、操作はシンプルでいい」という人。


象印 STAN. コーヒーメーカー(EC-XA30)

ダブル加熱95℃抽出と浄水フィルターで、粉からでもコクと香りを引き出すドリップ式コーヒーメーカー。「マグカップ2杯分」が一度に淹れられるコンパクトモデルです。

メリット

  • 部品が少なく、お手入れが非常に簡単
  • テーブル上にも置きやすいコンパクトサイズ
  • STAN.シリーズらしいシンプルでインテリアになじむデザイン

デメリット

  • 豆挽き機能はないため、ミルは別途必要
  • 大人数での利用には向かない容量

こんな人におすすめ
「一人暮らし〜二人暮らしで、毎朝マグカップ1〜2杯飲む」人にぴったり。


タイガー HYBRID BREW(ADF-A060)

ドリップ(透過式)と浸漬式を組み合わせた「HYBRID BREW」で、香り・コク・酸味のバランスにこだわったコーヒーメーカー。最大6杯まで抽出でき、抽出過程を“魅せるデザイン”も特徴です。

メリット

  • HYBRID BREWにより、すっきりさとコクを両立した味わい
  • 6杯まで淹れられるのにコンパクトな設計
  • 抽出過程が見えて、淹れる時間も楽しめる

デメリット

  • 透過式/浸漬式の違いを活かすには、ある程度のコーヒー知識があるとベター
  • 豆挽き機能はなく、ミルは別売り

こんな人におすすめ
ハンドドリップ派だけれど「忙しい日はマシンに任せたい」人。


タイガー コーヒーメーカー(ADC-A061)

2段階濃度調節「テイストマイスター」とシャワードリップを搭載したドリップ式コーヒーメーカー。マイルド/ストロングの淹れ分けが簡単にできます。

メリット

  • テイストマイスターの向きを変えるだけで味の濃さを調整可能
  • シャワードリップで粉全体にお湯を行き渡らせ、雑味を抑えた味
  • マグカップに直接ドリップできる

デメリット

  • ミルなしのため、豆から淹れる場合は別途グラインダーが必要
  • デザインはやや“家電らしい”印象

こんな人におすすめ
「手ごろな価格で、粉からでも味の調整ができるモデルを選びたい」人。


BALMUDA The Brew(K06A)

0.2ml単位の注湯制御と緻密な温度制御により、すっきりとした後味のドリップコーヒーを再現するデザイン家電。REGULAR/STRONG/ICEDの3モードを搭載し、喫茶店のような味わいを自宅で楽しめます。

メリット

  • 緻密な制御でエグみや渋みを抑えたクリアな味わい
  • デザイン性が高く、キッチンの主役になる
  • お手入れモードで内部洗浄も行いやすい

デメリット

  • 抽出できるのは最大3杯で、大人数利用には不向き
  • 価格は同クラスのドリップ機に比べて高め

こんな人におすすめ
「少量でいいから、とにかく味とデザインにこだわりたい」人。


ラッセルホブス Attentiv Coffee Bar(8000JP)

ECBC認証技術により、プロの基準を満たした抽出条件でコーヒーを淹れられる多機能コーヒーメーカー。濃さ3段階、コールドブリュー、ミルク泡立て機能、1〜10杯抽出、タイマー・保温までこなす“全部入り”タイプです。

メリット

  • ホット・アイス・ラテ系まで1台で対応
  • デザイン性が高く、インテリアにもなじむ
  • 抽出濃度や杯数を柔軟に調整可能

デメリット

  • 多機能ゆえに、使いこなすまでに少し慣れが必要
  • 本体サイズも価格もそれなりに大きい

こんな人におすすめ
「家族それぞれ好みが違う」「ホットもアイスもラテも飲みたい」家庭に。


メリタ アロマフレッシュサーモ(AFT1021-1B)

コニカルミルとメリタ独自の一つ穴フィルターで、抽出時間をコントロールし安定した味わいを実現する全自動コーヒーメーカー。最大10杯の大容量とステンレスサーバーで、作り置きにも向きます。

メリット

  • 大容量&ステンレスサーバーで、オフィスや来客時に活躍
  • 挽き目・抽出量などを調整でき、自分好みの味に寄せやすい
  • ドイツブランドらしい実用本位の設計

デメリット

  • 抽出量はタンク内の水を使い切る仕様で、少量抽出はやや工夫が必要
  • 本体サイズが大きめで、設置スペースを選ぶ

こんな人におすすめ
「一度にたくさん淹れて、ステンレスポットで保温して飲みたい」人。


クイジナート ドリップワン(DGB-2KJ)

コニカルミルを搭載し、1杯分の豆を挽いてから約90秒で抽出する1杯用ドリップマシン。カップやマグに直接抽出でき、抽出量も複数パターンから選べます。

メリット

  • 飲む直前に1杯分の豆を挽くため、香りが豊か
  • 在宅ワーク中の“マイマグ専用機”として使いやすい
  • コンパクトで、デスクや小さな棚にも置きやすい

デメリット

  • 一度に1杯しか淹れられないため、複数人で飲むには不向き
  • 水タンクやミル部のお手入れはこまめに必要

こんな人におすすめ
「毎回1杯を丁寧に楽しみたい」「デスク横に置けるミニマシンが欲しい」人。


ネスカフェ バリスタ デュオ(HPM9637)

コーヒータンクとミルクタンクを備え、ボタンに触れるだけで8種のカフェメニューを作れるインスタントマシン。インスタントでありながら、カフェラテやカプチーノなど泡立ちのあるメニューを手軽に楽しめます。

メリット

  • 湯沸かし不要で、ワンタッチでカフェメニューが作れる
  • 故障時のサポートや専用サイトが充実
  • マシン自体はキャンペーンや定期便で実質無料になることも

デメリット

  • 専用のインスタントやミルクを継続購入する必要がある
  • スペシャルティコーヒーのような豆本来の風味重視の人には物足りない

こんな人におすすめ
「とにかくラクにカフェラテを飲みたい」「家族みんながボタン一つで使えるマシンがいい」人。


ネスカフェ ドルチェグスト

挽きたての豆を酸素を抜いて密封した5層構造カプセルを使うカプセル式コーヒーマシン。光・空気・湿気を遮断して鮮度を保ち、抽出時に香りと風味を引き出す仕組みです。

メリット

  • カプセルごとに味が決まっているので、失敗なくおいしい
  • カフェオレやラテなど多彩なカプセルがあり、選ぶ楽しさがある
  • お手入れはタンクやカプセルホルダーの洗浄が中心で簡単

デメリット

  • カプセル代がランニングコストとしてかかる
  • 自分で豆や挽き目を調整したい人には向かない

こんな人におすすめ
「コーヒーの違いを難しく考えず、カプセルで楽しく飲み分けたい」人。


デロンギ ラ・スペシャリスタ・アルテ(EC9155J)

内蔵グラインダー・3段階の抽出温度・蒸らし設定を備え、エスプレッソの抽出プロセスを自分でコントロールできるセミオート機。My LatteArt機能付きフロッサーで、ラテアート向きのミルクフォームも作れます。

メリット

  • 豆の挽きからタンピング・抽出まで、バリスタ気分で楽しめる
  • 温度・蒸らしを調整でき、豆ごとの最適を探れる
  • ステンレスボディで高級感がある

デメリット

  • 自動全自動機に比べると、操作ステップは多め
  • マシン+豆の沼にハマると、トータルコストはそれなり

こんな人におすすめ
「淹れる工程そのものを趣味にしたい」「ラテアートに挑戦したい」人。


デロンギ デディカ アルテ(EC885J)

幅15cmのスリムボディに9気圧ポンプ・最適温度制御・進化したフロッサーを搭載したセミオートエスプレッソマシン。カフェポッドにも対応し、付属のミルクジャグやタンパーでラテアートも楽しめます。

メリット

  • キッチンが狭くても置きやすいスリム設計
  • ミルクの泡立て調整がしやすく、ラテアート初心者にも向く
  • ポッド対応で、忙しい朝は手軽に抽出可能

デメリット

  • 豆を挽くためには別途グラインダーが必要
  • 抽出技術を安定させるには多少の練習が必要

こんな人におすすめ
「コンパクトな本格エスプレッソ機が欲しい」「将来的にラテアートも楽しみたい」人。


デロンギ アクティブ(ECP3220J)

9気圧ポンプによる本格エスプレッソ抽出と、二重構造高性能ミルクフロッサーを備えたエントリー向けエスプレッソマシン。カフェポッドにも対応し、ロングカップも使える構造です。

メリット

  • エスプレッソ入門機として価格と性能のバランスが良い
  • ミルクフロッサー付きで、カプチーノ・カフェラテも作れる
  • カラーバリエーションがあり、キッチンの雰囲気に合わせやすい

デメリット

  • グラインダー非搭載で、豆から淹れるなら別途ミルが必要
  • 温度・圧力などの細かいカスタムは上位機よりも少なめ

こんな人におすすめ
「まずは手頃なデロンギでエスプレッソを始めてみたい」人。


ユーラ(JURA) ENA 8

JURAのコンパクトラインながら、プロフェッショナル・アロマ・グラインダーや多彩なメニュー(エスプレッソ〜カプチーノなど)を搭載した高級全自動マシン。ミニマルデザインと直感的なタッチディスプレイが特徴です。

メリット

  • 挽き目の安定性とアロマアップにこだわったグラインダー
  • 多彩なメニューと濃度10段階設定で、好みの味に調整しやすい
  • 高級感あるデザインで、“置く家電”から“魅せる家電”に

デメリット

  • 価格は今回のラインナップの中でもトップクラス
  • 専用クリーニングタブレットなど、維持費もそれなり

こんな人におすすめ
「本気で全自動エスプレッソマシンに投資したい」「コーヒーもインテリアも妥協したくない」人。


まとめ:タイプ別に3ステップで選べば失敗しない

最後に、この記事のポイントを簡単に整理します。

  1. まず“何を重視するか”を決める
    • 本格エスプレッソ → デロンギ(マグニフィカS/スタート、デディカ、ラ・スペシャリスタ)、ユーラ ENA 8
    • 豆からのドリップコーヒー → パナソニック NC-A58、ツインバード CM-D457B/D465B、シロカ カフェばこ PRO、メリタ アロマフレッシュサーモ、象印 EC-RT40
    • 粉から手軽に → 象印 STAN.、タイガー ADC-A061、HYBRID BREW、BALMUDA The Brew、ラッセルホブス Attentiv
    • 手軽さ最優先 → ネスカフェ バリスタ デュオ、ドルチェグスト
  2. 一度に何杯淹れるかをイメージする
    • 1〜2杯中心 → クイジナート ドリップワン、象印 STAN.、BALMUDA The Brew
    • 家族・オフィス利用 → メリタ アロマフレッシュサーモ、ツインバード CM-D465B、タイガー HYBRID BREW
  3. 置き場所とお手入れの手間をチェックする
    • スペースが限られる → デディカ アルテ、象印 STAN.、ドリップワン
    • お手入れをラクに → パナソニック NC-A58(ミル自動洗浄)、バリスタ デュオ/ドルチェグスト(タンク中心の清掃)

この3ステップに沿って候補を絞り、気になるモデルの「詳細・価格」を公式サイトや通販サイトでチェックしていくと、自分の生活にフィットする1台が自然と見えてきます。

この記事をきっかけに、毎日のコーヒータイムが少しだけ“楽しみな時間”に変わればうれしいです。購入前にもう一度比較したくなったら、このページの表を見返して、自分の条件に一番近い1台を選んでみてください。

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