乾燥や毛穴の開きが気になって「フェイススチーマーが欲しいけど、種類が多すぎて選べない…」と迷っていませんか?
この記事では人気7モデルだけに絞って、違いと選び方をわかりやすく比較。目的別に“失敗しない1台”を一緒に選んでいきましょう。
選ぶための重要ポイント
1. 「何を一番ケアしたいか」を決める
フェイススチーマーは、大きく次の4パターンに分かれます。
- 毛穴汚れ・クレンジング重視
- 保湿・ハリ感アップ重視
- 温冷ケアで毛穴の引き締めまでしたい
- LEDなどの“光ケア”もまとめてやりたい
たとえば、パナソニック「スチーマー ナノケア EH-SA0B」は、ナノサイズ濃密ダブルスチームと化粧水ミストで角質層までうるおいを届け、2〜4週間の継続使用でうるおい感や毛穴の目立ちにくさの向上が確認されたモデル試験結果が公開されています。
一方、ヤーマン「毛穴ケアスチーマー ブライトクリーン」は、濃密ダブルスチームで肌表面温度を約40℃まで上げ、メイクや毛穴汚れを浮かせて摩擦レスにクレンジングできる“毛穴特化”モデルです。
2. 温スチームだけか、「温冷・ミスト付き」か
- 温スチームのみ
- シンプルで操作が簡単・価格も比較的抑えめ
- うるおい補給とメイク落としを手軽にしたい人向け
- 例:パナソニック EH-SA3D(コンパクトタイプ)
- 温スチーム+化粧水ミスト
- 手持ちの化粧水をミスト化してムラなく噴霧できる
- スキンケアのなじみが良くなり、うるおい感アップが期待できる
- 例:EH-SA0B、ヤーマン フォトケア
- 温スチーム+冷ミスト(+化粧水ミスト)
- 「開く→入れる→冷やして引き締める」までしたい人向け
- サロニア「ピュアブライトスチーマー」やヤーマン「フォトケア」は温冷ダブルケアに対応
3. 使用シーンと置き場所をイメージする
- 洗面所・PCデスクにも置きたい
→ 高さ16.3cm前後のコンパクトな「EH-SA3D」や、すっきりした筐体の「LINKA」は省スペースで使いやすいです。 - リビングで“おうちエステ”時間を楽しみたい
→ パナソニック SKINACT EH-SB30 や ヤーマン フォトケアなどはスチーム量が多く、顔〜デコルテまで広範囲を包み込む本格派。
4. 予算と機能のバランス
美顔スチーマーは、機能が増えるほど価格も上がる傾向があります。一般的には、温スチームのみのモデルは1万円台から、多機能モデルは3〜4万円台以上が中心です。
- 「まずは試してみたい」 → EH-SA3D、LINKA など温スチーム中心
- 「温冷やミストもしっかり」 → サロニア ピュアブライト、EH-SA0B
- 「光ケアも含めて本気の肌投資」 → ヤーマン フォトケア、SKINACT EH-SB30
製品の比較一覧(おすすめ度つき)
| 製品名 | 主な特徴 | 温冷・ミスト機能 | 価格帯イメージ | 向いている人 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| パナソニック スチーマー ナノケア EH-SA0B-N | ナノサイズ濃密ダブルスチーム+急冷マイクロミスト+化粧水ミストで“ダブル保湿”。2〜4週間の継続使用でうるおい力アップが確認された上位モデル | 温スチーム+冷ミスト+化粧水ミスト | 中〜やや高め | 本格的に肌投資したい/乾燥・毛穴ケアを総合的にしたい人 | ★★★★★ |
| パナソニック スチーマー ナノケア EH-SA3D | シンプル機能&コンパクトサイズ。ナノサイズ温スチームでうるおい補給・メイク落としをサポート | 温スチームのみ | 中価格帯 | 初めてスチーマーを導入したい/置き場所が限られる人 | ★★★★☆ |
| パナソニック SKINACT スチーマー トリプル EH-SB30-W | 3つの吹出口からナノサイズ濃密トリプルスチーム。シングル比約3倍のスチーム量で顔〜首・デコルテまで広範囲ケア | 温スチーム(トリプル) | 高価格帯 | スチーム量重視・短時間でしっかりケアしたい人 | ★★★★☆ |
| サロニア ピュアブライトスチーマー | ダブル温スチーム+毛穴より小さい化粧水ミスト+冷ミストで温冷フルコース。手持ちの化粧水が使える | 温スチーム+化粧水ミスト+冷ミスト | 中〜やや高め | 多機能かつコスパの良い1台が欲しい人 | ★★★★★ |
| LINKA イオンフェイススチーマー(リンカ) | UV-Cライト内蔵でノズル内を除菌し、清潔なスチームを噴霧。アロマ対応・コンパクトでデスクにも置きやすい | 温スチームのみ | 1万円前後 | 清潔さ・デザイン性・手軽さを重視する人 | ★★★★☆ |
| ヤーマン 毛穴ケアスチーマー ブライトクリーン | 濃密ダブルスチームで肌表面温度約40℃。摩擦レスなディープクレンジングで毛穴汚れを浮かせる毛穴特化モデル | 温スチームのみ | 中〜やや高め | とにかく毛穴汚れ・ザラつきをどうにかしたい人 | ★★★★☆ |
| ヤーマン スチーマー フォトケア(フォトスチーマー系) | ダブル温スチーム+化粧水ミスト+冷ミスト+LEDフォトケア。約40℃のW温スチームとLEDで自宅でエステ級ケア | 温スチーム+冷ミスト+化粧水ミスト+LED | 高価格帯 | 光美容も含めて“全部入り”1台が欲しい人 | ★★★★★ |
各モデルの特徴とメリット・デメリット
パナソニック スチーマー ナノケア EH-SA0B-N
ナノサイズ濃密ダブルスチームと急冷マイクロミスト、さらに化粧水ミストを組み合わせたナノケア上位モデル。継続使用でうるおい力がアップし、毛穴の目立ちにくさや透明感など複数の肌項目の向上が確認されています。
メリット
- 温スチーム→冷ミスト→化粧水ミストの“ダブル保湿”で角質層まで効率よくうるおいを届けられる設計
- 温冷自動切り替えコースなど、シーン別の自動プログラムが豊富
- ナノケアシリーズはフェイスケアの中でも人気が高く、比較表やサポート体制も充実
デメリット
- 本体サイズ・重量ともにしっかりめで、置き場所の確保が必要
- 価格は中〜上位帯なので、「まずは試したい」層にはややハードル高め
こんな人におすすめ
- 「乾燥・毛穴・くすみなど、いくつかの肌悩みをトータルでケアしたい」人
- 毎日のスキンケアの“土台”を上げたい、本気の肌投資派
パナソニック スチーマー ナノケア EH-SA3D
ナノサイズの温スチームだけに絞ったコンパクトモデル。肌へのうるおい補給やメイク落としをサポートする“ベースケア”スチーマーです。
メリット
- 高さ約16.3cm・重さ約0.7kgと小型で、洗面台やデスクにも置きやすい
- シンプルな温スチームのみで操作が直感的。タイマーも分かりやすい
- 上位機種より価格が抑えめで、「初めてのナノケア」に最適
デメリット
- 冷ミスト・化粧水ミスト・LEDなどの高機能は非搭載
- 本格的なエイジングケアや多機能を求める人には物足りない
こんな人におすすめ
- 「まずはスチーム習慣を作りたい」「難しい操作はイヤ」という初心者さん
- 洗面所に常設して、クレンジング前後のルーティンに組み込みたい人
パナソニック SKINACT スチーマー トリプル EH-SB30-W
温スチームの吹出口を3つ搭載し、シングルスチーム比で約3倍のスチーム量を実現した“トリプルスチーム”モデル。顔全体だけでなく首・デコルテまで一気に包み込めるのが特長です。
メリット
- 3ヵ所から広がるナノサイズ濃密トリプルスチームで、短時間でしっかりうるおい補給が可能
- スチームの角度を変えて、首やデコルテまでカバーできる
- 「顔だけじゃ物足りない」という人の満足度が高い設計
デメリット
- 温スチーム特化で、冷ミストや化粧水ミストは非搭載
- 本体価格はシリーズ内でも高めで、本格派向け
こんな人におすすめ
- 時間が取りにくい20〜40代の会社員で、「短時間でしっかりケアしたい」人
- 首元やデコルテの乾燥も気になり始めた人
サロニア(SALONIA)ピュアブライトスチーマー
2つの吹出口から出るダブル温スチームで肌を温め、毛穴より小さい化粧水ミストが角質層まで浸透。仕上げに冷ミストで肌を引き締める、温冷フルコースモデルです。
メリット
- 温スチーム+化粧水ミスト+冷ミストに対応し、「開く→入れる→引き締める」が1台で完結
- 手持ちのさらさら系化粧水をミストとして使えるので、今使っているスキンケアを生かしやすい
- 多機能ながら、フェイススチーマー市場では比較的手に取りやすい価格帯でコスパ良好
デメリット
- タンクやミスト機構が複数あるため、お手入れ箇所がやや多め
- 慣れるまではモード切り替えが少し複雑に感じる人もいる
こんな人におすすめ
- 「温冷もミストも全部やりたいけど、予算は抑えたい」コスパ重視派
- エステ級まではいかなくても、ワンランク上のスキンケアを自宅で楽しみたい人
LINKA(リンカ)イオンフェイススチーマー
UV-Cライトを搭載し、ノズル内を除菌しながらクリーンなスチームを噴霧できるのが特徴のフェイススチーマー。アロマ対応でリラックスタイムにも活躍します。
メリット
- UV-Cライトでノズル内部を除菌し、常に清潔な状態でスチームを浴びられる設計
- ノズル角度を調整しやすく、デスクワーク中やソファなど様々な姿勢で使いやすい
- アロマオイル対応で、“ながら加湿+香りケア”としても使える
デメリット
- 温スチーム特化で、冷ミストやLEDなどは非搭載
- パナソニックやヤーマンほどのブランド認知を重視する人には合わない場合も
こんな人におすすめ
- 「清潔さ」と「手軽さ」「デザイン性」をバランス良く取り入れたい人
- PC前や寝室で、リラックスしながらスチームを浴びたい人
ヤーマン 毛穴ケアスチーマー ブライトクリーン
濃密ダブルスチームで肌表面温度を約40℃まで引き上げ、メイクや毛穴汚れを浮かせて摩擦レスにクレンジングする毛穴特化スチーマー。
メリット
- 濃密パワースチームが顔全体を包み込み、毛穴汚れを落としやすい状態に整える
- クイック3分モード〜ロング8時間モードまで、時間に合わせた使い方ができる
- ブラック基調のデザインで、洗面所やインテリアにも馴染みやすい
デメリット
- 冷ミストや化粧水ミスト、LEDなどは搭載しておらず「温スチーム特化」
- 毛穴ケアに魅力を感じない人にはオーバースペック
こんな人におすすめ
- 小鼻や頬の毛穴汚れ・黒ずみ・ザラつきが特に気になる人
- ヤーマンの美顔器ラインをすでに持っていて、毛穴ケアも揃えたい人
ヤーマン スチーマー フォトケア(フォトスチーマー系)
ダブル温スチーム+化粧水ミスト+冷ミストに加え、5色LED(フォトケア)を搭載した“全部入り”スチーマー。温スチーム時と冷ミスト時で異なる色のLEDが点灯し、自宅でエステのような光美容を楽しめます。
メリット
- W温スチームで肌温度を約40℃まで引き上げ、ナノサイズのスチームで毛穴汚れや古い角質を浮かせる
- 冷ミストは角質層まで浸透し、手塗りより約3倍のうるおいアップが期待できるモードも搭載
- 赤・黄・橙・青・緑など複数LEDを組み合わせた“光美容”が自宅でできる
デメリット
- 本記事の中でも価格は高めで、しっかり予算を取れる人向き
- 本体サイズ・重量ともに大きめで、設置場所を選ぶ
こんな人におすすめ
- 「エステに通う代わりに、自宅でできる限りのことをしたい」人
- 美容家電が好きで、光美容も含めて“フルコース”でケアしたい人
番外編:一緒に揃えたい頭皮ケア家電
ヤーマン myse スカルプリフト アクティブ プラス
フェイススチーマーで顔まわりのケアをしたら、頭皮ケアも一緒に行うとリフレッシュ感がぐっと上がります。
「myse スカルプリフト アクティブ プラス」は、頭部の筋肉の薄さを考慮した独自の低周波EMSと毎分約7,000回の微細な振動で頭皮をストレッチする頭皮&表情筋ケア美顔器。
- 頭皮用アタッチメントの電極ピンが髪をかき分けてEMSを届ける構造
- フェイス用アタッチメントでは表情筋ケア・リフトケアもサポート(引き上げるように動かす使用方法)
- EMS初心者からしっかり刺激を求める人まで幅広く使えるシリーズとして人気
スチーマーで「顔」、スカルプリフトで「頭筋・表情筋」を整えるルーティンは、在宅ワークが増えた20〜40代会社員の“お疲れ顔ケア”にも相性抜群です。
まとめ:迷ったらこの3台から選べばOK
最後に「目的別おすすめ3台」を整理します。
- まずは手軽に始めたい・置き場所も限られる
→ コンパクトでシンプルな
「パナソニック EH-SA3D」 - 温冷&化粧水ミストまでしっかりケアしたい・コスパ重視
→ 温冷フルコース&多機能で価格バランス良好な
「サロニア ピュアブライトスチーマー」 - 乾燥・毛穴・くすみまで本気でケアしたい・肌投資を惜しまない
→ ダブル保湿と温冷ミストが魅力の
「パナソニック EH-SA0B」
または LED光美容も含めてケアできる
「ヤーマン フォトケア」
フェイススチーマーは、「毎日or週に数回、続けられるか」が一番のポイントです。
自分のライフスタイル・置き場所・予算に合う1台を選んで、まずは2〜4週間続けてみてください。肌のうるおい感やメイクのりが変わってくると、スチーム時間が楽しみな“自分へのご褒美タイム”に変わっていきます。

